仕事のスタートまでにしておくこと

入店し、デモを行う場所を聞いたら、準備に入ります。

入店の記事でも軽くお伝えしましたが、準備とは、

1.調理台の設営

2.試食台の設営

3.電源等の確認

4.機材を配置

5.ゴミ箱の準備

6.POPがあればポップスタンドに

7.材料の買い出し

8.検品

では、順を追って説明していきましょう

1.調理台の設営

調理を必要とする場合は、担当者に聞いて、移動ができる調理台を確保します。

小さなスーパーなどでは台数が足りず、間に合わない場合もあり、その時は食パンなどの配送用ケースを重ねて台を作り、クロスをかけて使用します。

車で移動できるマネキンになりますと、自分で持ち込みをする場合もあります。

このような折り畳みワゴンを持っていると、便利です。私も常に持ち歩きます。


2.試食台の設営

試食や試飲をしてもらうための台です。大体どのスーパーでもこのようなタイプのものを置いています。

マネキンがそばにいる場合は、上のカバーは外しても構いませんが、使い終わったらもとに戻しておきましょう。

試食台は衛生管理をしているスーパーが多く、ビニールのシートなどでくるんでいたりします。その場合も、使い終わったらもとのようにしましょう。

また、使う場合にはクロスやキッチンペーパーなどで水拭きをし、できればアルコールスプレーで除菌します。

3.電源等の確認 

どこのコンセントから電源を取るとよいのかを担当者に確認します。

調理器具が2個以上あり、合計1300ワット以上となるときは、2系統のコンセントを使わないと電源が落ちてしまいます。

コンセントが遠く延長コードを必要とする場合には、店舗から借用しますが、自分で持っていくと手間が省けます。

また、コードがお客様の動線にかかっている場合は、コードをテープでフロアに固定しないと大変危険です。

テープは養生テープを用います。

接着がが強いテープはがしたときに接着剤が残り、フロアをきれいにするのには大きな時間を要します(友人のマネキンが普通のテープを使ってしまい、店舗に原状回復を命ぜられて2時間がかりできれいにしたことがありました)

養生テープは建築などの養生に使うもので、仮止めタイプなので、あとが残りません。

このように半透明のものがありますから、ホームセンターなどで一つ求めておくとよいでしょう。

4.機材を配置

調理台にクロスをかけ、ビニール製の100均で販売しているような長方形のテーブルセンターを敷きます。

その上にホットプレートやIHヒーターなどを置き、まな板や調理器具(包丁・キッチンバサミなど)も配置します。

包丁や、キッチンバサミむき出しにならないようにしましょう。刃物なので、誰かに使われたり持ち去られると危険です。

私はヒーターには必ずガードを付けます。子供が鍋に触ってやけどをしたり、調理中に飛び散った油分で周りが汚れるのを防ぐためです。

5.ゴミ箱の準備

爪楊枝だけを使う場合は、客用のごみ箱は20~30㎝のビニールの袋などに貼り付けておいても大丈夫です。

上記のような試食台の場合は、ごみ箱の部分に必ずごみ袋をセットしておきます。

ごみ箱があると思うと、お客様は何でも捨てていきます。

食べかけのガム、よそでもらった試食皿などなどなんでもです。

ごみ袋をセットしていないと後始末に手がかかります。必ずセットしましょう。

客用のごみ箱以外に、マネキン自身が使うごみ箱が必要です。

程よい大きさの段ボール箱を店内で見つけ、利用します。

もちろん、段ボール箱の中にごみ袋もセットしてください。

調理に使った材料の廃棄部分などを捨てるので、客用とは別けたほうが良いと思います。

調理をしないデモなどの時(飲料やお菓子など)は、客用だけで大丈夫です。

店舗によっては、店舗内の試食用のごみ箱を用意している場合があり、その時はそれを使います。

なお、ごみ袋は担当者に申し出て店舗のものをもらうことができます

また、メーカーからの試食キットなどには、概ね入っています

ただ、予備のごみ袋は自分で2~3枚は持って仕事に臨むと安心です。

6.POPのセット

当日宣伝する商品の「宣伝用POP」が配られる場合があります。

担当者に聞いてPOPスタンドをお借りし、試食台に設置します。

7.材料の買い出し

宣伝をする商品を使ったメニューをメーカーが指定してきます。

何をどれだけ買えばよいのか指示書を見て考えて、買い物をします。

必ず、買い物かごに入れて動きましょう。

レジが開く前に店内の商品を手に取るのですから、不審な行動に見られないようにかごに入れて買い出しをします。

レジが開いたら早速会計してレシートをもらいます。

レジでは、試食に用いることを説明して、必ず「会計済みのテープ」をすべてに貼ってもらうこと。

テープが貼られていない商品を開封するのはトラブルのもとになるからです。

8.検品

買った商品が試食に用いられる材料で、間違いなく会計したことを店舗の方に見ていただきます。

それを検品といいます。

店によって検品の仕方は違います

■比較的小さい店舗やセキュリティが厳しくない店舗

レシートに、チェッカーさんのサインやスタンプをもらいます。

■中型スーパーなど

事務室に行って、買った商品を見せ、確認してもらってレシートにサインやスタンプをもらいます。

■守衛室がある大型スーパーなど

守衛室に行って、買った商品を見せ、確認してもらってレシートにサインやスタンプをもらいます。

以上を終えたら、いよいよ仕事に取り掛かります。

難しそうに見えるかもしれませんが、慣れれば大した作業ではありません。

藤井マネキン紹介所では、初めてマネキンをする方には、希望で先輩に同行してやり方を覚えることができます。